25:SEとして働く会社員〜永海一平さん〜
ごきげんよう!
何かとこの時期は、出費がかさみますね。
追いコンに、(友人の)卒業旅行、そして今更ながら免許合宿にも行くのであります。
カモン諭吉…
さて、大阪駅付近のカフェにてお会いした男性の方「永海一平さん」をご紹介します。
永海さんは、現在システムエンジニア(SE)として働いておられ、お話がとっても上手な方です。
面白い経歴と、面白い夢お聞きすることが出来ました。
思わず聞きいってしまうトークが得意な永海さんは、小学校の頃はあまりにも会話が通じなかったので宇宙人というあだ名で呼ばれていたそうですが・・・
僕「永海さんの話術の成り上がりストーリーを、教えてください!」
永海さん「私が宇宙人と呼ばれていた小学生の頃、普通に人と会話がしたいって思ってたんですが、なかなか上手く会話が出来ませんでした。
ちょうどその頃にマジックと催眠術が流行っていたんですね。2大流行です。
それをテレビで見た私は、特に催眠術に興味を持ちました。
マジックはネタや仕掛けがあるものですが、催眠術では話術によってあたかもそう思わせることで、相手を思い通りにコントロールしてたんです。
これを見て、たとえ会話が上手くなくても、相手を思い通りにコントロールさえ出来れば会話が成り立つんだ!と思いました。10歳の頃です。
それからTVや本で催眠術を研究した結果、催眠術師は話術で魅せるマジシャンなんだ!ということに気づきました。それが12歳の頃でした。」
僕「そうなんですか!!催眠術を研究する小学生って、なかなかいませんよね^^;」
永海さん「そこからは話術を勉強し始めたんです。インターネットのない時代でしたから、ずっと図書館に通って本で勉強してました。
5年ほど勉強した17歳の頃、人を魅せる話術、人をダマす技術っていうのは、失敗しない技術なんだということが分かってきたんです!」
僕「5年間も勉強されたんですね!失敗しない技術、ですか?」
永海さん「そうなんです。大雑把に言えば、こちらが質問を投げかけて相手がどんな回答をしても、その回答に対する選択肢を持っていればいいんです。
例えば「彼氏いるの?」って聞いた時に「いる」「いない」どちらが返ってきても、それに対しての返事をあらかじめ用意しておく。」
僕「お〜!その考えはありませんでした!どちらの答えが返ってきても、スムーズに会話が進みますね^^」
永海さん「フローチャートみたいなのを用意するんです!笑」
このように、今までの僕にはなかった知識を持っておられて、僕は聞きいっていました。
プログラミングだけでなく会話にも、フローチャートを用意するとのこと。
ほんとにさすがです!!
永海さん「それから仕草についても、思っていることと逆のことをすることがあります。
感情は言葉だけじゃなくて仕草でも読み取れるんですね。つまんなさそうとか、聞き入っているとか。
例えば、、、緊張している時にそれを察知されないために、あえてじっとしたり!笑」
言葉表現だけでなく仕草も作り出すことで、コミュニケーションを上手に進める永海さん!
この話術を今後どのように活かすのか、これからの夢についてお聞きしました。
僕「永海さんのこれからの夢を教えてください!」
永海さん「私の夢はペテン師です!話術でうまく相手をコントロールすることで、その人を成功に導けたらと思っています。
私にとって人が輝いている姿を見るのが、最高の幸せなんです!」
ちなみにペテン師というと、詐欺とか犯罪のような気がしますが、
永海さんにとってペテン師と詐欺師はニュアンスが違うようです。
永海さん「ペテン師っていうのはあたかもそう思わせることで自ら行動させるんです。でも詐欺師は人を欺くんです。」
とおっしゃっていました。
あくまで想像ですが、ペテン師というのはどっちかと言うとピエロのようなものでしょうか。
詐欺師は、オレオレ詐欺など。オレオレペテンとは言いませんね。笑
永海さん「大学に行ってなかった人が、こうすれば大学に受かる!といって塾を開いていたら、私はペテン師だと思います。
生徒たちには自分はこうして大学に受かったんだと思わせますよね。でも結果的に大学に受かってくれれば成功です。
生徒たちにとって大きなメリットですよね!」
柔らかい表情と優しい雰囲気を持っておられ、良い意味で人を動かすことで他者の成功を願う永海さん!
今回、楽しくお話が聞けてすごく嬉しいです。
ぜひ素晴らしきペテン師を、目指してください!
本当にありがとうございます!
今回も、最後まで読んでくださってありがとうございました。
〜路頭に迷った大学生の今日の一言〜
会話もフローチャートやて・・・