27:本日お会いした人:中西輝さん〜しが塾代表〜
さてこのあいだ、守山市のコワーキングスペース「Root」にてお会いした方とお話することが出来ました。
しが塾の代表をされている中西輝さんです。
小学生〜中学生を対象に学習塾をされているとのこと。
さっそくインタビューしちゃいましょう!
僕 「中西さんはご自身で塾をされていますが、塾を始めようと思ったきっかけはありますか?」
中西さん 「もともと東京で学習教材を売る仕事をしていました。しかし『一生続ける仕事』と考えた時に『塾をやろう』と。初めはノウハウもないので、塾の講師として10年やりました。それから自分で塾を開いて今年で5年目になります。」
僕 「長くされているんですね!その間で、生徒さんを見ていて変わったことなどはありますか?」
中西さん 「年代別にはわからないんですけど、埼玉・京都・滋賀と生徒さんを見ていて、地域ごとの違いはあると思います。関西と関東では雰囲気もちがってましたね。笑」
僕 「埼玉ではどうでしたか?」
中西さん 「やっぱり・・・都会っ子みたいな。笑」
こんな感じで笑いを交えながら話してくださり、今日もいい感じでスタートしました!!
僕 「ところで、『この生徒さんは伸びるだろうな!』って思うことはありますか?」
中西さん 「ありますよ!『どれくらい頭をフル回転してるか』です。難しい問題で解けなくても、『フル回転』っていう子と、『ちょっと考えてわからないからそのまま』っていう子では、まったく伸びがちがいます。これがテストだったらどちらも『不正解』って同じ評価です。でも『頭を鍛える』とか『これから伸びるかどうか』っていうのは『頭をフル回転』させるっていうのがとても大切です。
それと、『頭を鍛えよう』っていうとき、問題が『解けた』か『解けなかった』かは、それほど問題ではないんです。
大切なのは『頭をフル回転したかどうか』なんです。」
僕 「『頭をフル回転』ですか〜^^;」
中西さん 「だから例えば大学生が100マス計算を100枚やって全問正解でも、そんなに頭はフル回転しません。だからいくらやってもそれでは能力もあまり伸びないんです。テストでは丸がついたり、点数がもらえたりしますが。でも、『頭を鍛える』ためには『頭をフル回転』しないと!」
なるほど〜!全力で考えた方がいいんですね!笑
このことを頭では分かっているのに楽をしてしまいがちな僕にとっては、とても印象的なお言葉です(*_*)
中西さん 「正解かどうかじゃなくて、どれだけ考えて出した答えなのか。」
僕 「僕は中学の時、あんまり考えてなかったですね。笑。遊びたい〜ばっかり!」
中西さん 「それとね、『問題を出されて、当てられてから考える』のか、それとも『当てられなくても考える』のか。このちがいはとても大切です。『当てられてから考える人』は、『当てられなかったら考えない』のです。笑」
小中学生を見ていて思うことを話してくださって、それは今の僕にも響いてきます!笑
(ハイ、アラタメマス・・・笑)
中西さん 「普段からどれだけ考えてるかって、大きいと思いますよ。例えば仕事でもそうだけど、『いい結果を出すにはどうすればいいですか?』ってきかれて『頑張る』って人けっこういるけど、そういう人ってあんまり考えてない人多いよね。考えてる人って具体的に『〇〇やる』って言うと思うんですよね。何をすればいいのか分かってる!笑」
このように考える事の大切さについて話してくださいました。
塾をしていて、勉強よりも「これだけは教えたい」ということがあるようですが・・・
僕 「生徒さんに一番教えたいことってありますか?」
中西さん 「僕とか学校の先生とか、そういう立場の人って、『楽しい人生』とか『充実した人生』とかを送ることがとても大切だと思います。もしも逆に先生が冴えない雰囲気だったら『勉強してそれかよ!』って生徒から思われます。『勉強しろ』って言っても、『勉強が出来るようになっても、そんな人生しか歩めないんだ』って思われたら説得力ゼロね。生徒さんもモチベーションもあがるわけがないって!笑」
笑いながら落ち着いて話す中西さんの情熱は、落ち着いていませんでした。
もはや樽から溢れ出して僕にも伝わってきたのです。
中西さん、Rootでの貴重なお時間を割いて頂き、すごく感謝してます。
本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
〜路頭に迷った大学生の今日の一言〜
全部僕に言われてる気がする・・・