路頭に迷った大学生が立てた1年間で500人と出会う目標

理工学部の4年生がたくさんの出会いを通してどう変化するかを大公開!ブログを読んだ方も、ぜひ行動を起こしてほしい!届けこの思い!

18:〜ながたちよさん〜塵も積もれば山となる。ほんの小さな出会いや偶然も積み重なったら伴侶がみつかり夢もみつかった!

こんにちは!
今回は、以前に山下弓さんの講座に行った時、初めてお会いした「ながたちよ」さんから、
滋賀県コワーキングスペース「Root」にてお話を聞かせて頂きました。

僕は、JR西日本の情報誌の取材があると聞いて、少し早めに行っていました。
しばらくして取材の方たちが入ってきました。
(カメラを見て思ってたより本格的でビビりました)

パシャリ、パシャリ。シャッターの雨がRootに振り注ぎます。
この時、カメラが気にならないくらい自然に写真を撮るカメラマンが素晴らしかった・・・。
後ろで取られてても気づかなくて、霧雨が降る森のよう。

程なくしてながたさんが来られ、僕からの取材が始まります。
ながたさんは「ちょうちょ結び」というハンドメイド雑貨を作る事業を営んでおられるとのこと。
ひと・もの・場所が繋がる幸せと心地良い居場所づくりをコンセプトに、Made in Shigaの可愛い雑貨作りに取り組んでおられます。

では早速聞いていきましょう!

僕「なぜ事業を始められたのでしょうか?」

ながたさん「子どもが生まれて家がぐちゃぐちゃでストレスフルだった状態をなんとかしたいと思ったのがきっかけです。その中でチャレンジ支援講座を受けたり、野外保育や外遊びの集まりに参加してたんです。まだその時はやりたいことは決まってませんでした。そうやってとにかく家の外に出るようにしている中で、滋賀県の女性起業家たちが集まるミニJ300に参加したいと思い、屋号を決め事業を起こしました。小さな出会いや偶然がたくさん繋がっていて、山崎さんとの出会いもそれがきっかけです^^」

僕「偶然のきっかけがたくさん繋がっていたんですね!」

ながたさん「大学を半年遅れで卒業したことが最初のきっかけだったと思うんです。今まで最後まで成し遂げたことがなくて、何をしても中途半端で終わってた。そんな時に留年が決まって、もう悔しくて悔しくて。そこで真剣に取り組んだ卒業論文が先生に褒められて、初めて大きな達成感を味わいました」

留年の悔しさから、フランスの児童文学をテーマに卒業論文に真剣に取り組んだそうです。
その悔しさは、この時のながたさんの表情にも表れていたように思えました。


留年しても悔しさなんて微塵もなく、のほほんとしてる僕はまだまだなのかな〜と思ったりします^^;


ながたさん「大学卒業後は派遣に登録して、福祉施設の作業所で働くことになりました。福祉の経験もなく聞いていた職種と全く違っていたので、その福祉施設は1日でやめようと思ってたんです。しかもそこにいたのは同じ高校の1つ下の後輩で、さらに高校時代の気まずいエピソードを共有している関係だったので、もう気まずいし、ぎょっとした!知ってる人の前で1日で辞めるのもバツが悪すぎる。契約期間の1ヶ月だけでも続けるしかないと思ったんです。けれど2ヶ月目も働くことになり、そして3ヶ月目からは非常勤の職員として直属で働くことになったんです^^;」


う〜ん何とも言いがたい状況!笑
とてもとても、気まずさ山の如し。

 

ながたさん「最初は私の上司として接してたんですが、ちょっとした偶然とタイミングが重なって2年ほどして付き合うようになりました!その後、1年ほどして結婚したんです!そして新婚旅行では、なんと卒業論文で児童文学について調査したフランスのエピヌイユ村にも行きました!最初は興味がなかった福祉の面白さも知ることができ、今の活動のコンセプトにも繋がっています!」

僕「感動的なストーリーですね!!偶然に偶然が重なって起こったこと。すごく貴重な経験が聞けました^^」

ながたさん「ほんとにね〜^^派遣初日に彼がたまたま遅くまでいて、そこで話しかけてくれなかったら1日で辞めていたでしょうし、連れて行かれた先がその福祉施設じゃなかったら今はないし、そもそも留年してなかったらこんなことも起こらなかったでしょうね^^;」

僕「最高の経験を、されたんですね!!」

ここでしばらくの休憩をはさんでいる間に、ながたさんはJR西日本の取材を受けておられました。
さすがのJ300です。カメラの前でも緊張することなく自然に話していた姿からは社長オーラが出ていました!

そしてインタビューの続き−クライマックス−です!

僕「では、ながたさんのこれからの夢について教えてください!」

ながたさん「おばあちゃんになっても細く長く事業を続けることです!そして旦那さんと私のそれぞれの夢を、お互いに助けあって叶えることです!」

僕「最高の夢を、叶えてください!!応援してます!!」



ちなみに後談ですが、ながたさんは、
「何かの「きっかけ」って決してドラマチックでインパクトがあることとは限らず、日常の中にうもれていたり、その時は価値を見いだせなかったり気づかない程度の小さな塵みたいなものにもある。だけどその「きっかけ」を取りこぼさずに積み重ねた結果、今こうして事業を起こして活動している!って言うことをインタビューを通じて伝えたかった!」
ということにも気付いたそうです。

 

f:id:tsurezurecat:20150208122230j:plain

 

ふんわりした雰囲気のながたさん、これからの可能性は無限大!
僕も追いかけます!!


ながたさん、今日はお話を聞かせて頂きありがとうございました。
ハンドメイド雑貨はとてもお洒落で綺麗です。
次はビジョンマップ作りでお会いしましょう!

Thank you!!



最後に、今回のタイトルが少し違っているのにお気づきでしょうか?
ながたちよさんに考えて頂きました!
自分で出来ることを「あえて頼んでみる」のも繋がりを強くする秘訣なのかも知れません。

そして僕が思いつかないタイトルには、それぞれ違った世界観が存在するのでしょう。

今回も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。



〜路頭に迷った大学生の今日の一言〜

偶然を拾う努力が必然となる・・・